幸永工業株式会社

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事業内容business

事業内容INDEX

地盤・地質調査

スウェーデン式サウンディング

スウェーデン式サウンディング
◆試験器具

◆試験方法◆

手順1 長さ0.8mのロッド先端にスクリューポイントを取り付け、ポイント下端から50cmの所にクランプ下面を合わせて載荷用クランプを固定し、底板を通して調査地点上に鉛直に立てる。
手順2 このままロッドが土中に貫入するかを確かめ、貫入する場合は、荷重に対する貫入量を記録し貫入しない場合は荷重を載荷用クランプに順次載荷(荷重段階は5.15.25.75.100kg)を行い、途中貫入する場合は、荷重に対する貫入量を記録し、その操作を繰り返す。
手順3 載荷荷重100kgで貫入が止まった場合には、ロッドにハンドルを取り付けてハンドルに鉛直方向の力が加わらないように回転をし、次のロッドの目盛り(25cm)まで貫入させるのに要する半回転数を記録します。
手順4 測定が終了したら、載荷荷重を取り、引き抜き機によって貫入したロッドを引き抜き、ロッドの本数及びスクリューポイントの異常の有無、又付着した土層を調べる。

標準貫入試験

標準貫入試験

試験は、JIS A 1219に基づいて実施する。

試験は、標準貫入試験用サンプラーにスライムを残留させないように、きれいに仕上げた孔底に静かに降ろす。標準貫入試験は、質量63.5kgのハンマーを、75cmの高さから自由落下させ30cm打ち込むのに要する打撃回数(N値)を記録する。尚、打撃回数50を超える時は50回打撃した時の貫入量を記録する。(50/15は50回の打撃回数に対して15cm貫入したことを示す。)

標準貫入試験用サンプラーに採取された攪乱試料は、土質、色調、混合物、含水等を観察し、
必要事項を記入してビニール袋に密閉した後、その代表的試料を土質標本とする。

平板載荷試験

平板載荷試験

◆試験方法◆

手順1
試験地盤(根切り)
調査位置図に示す地点において、支持掘削面付近まで掘削し、試験面は人力により乱さないように平滑に成形する。
手順2
荷重度の設定と
荷重装置
計画した試験最大荷重は、設計荷重が5.0tf/m2の場合、設計荷重度の3倍程度を目標とした5.0×3=15.0tf/m2以上で、実荷重1.2×14.15=16.98tf/m2とする。(14.15は1m2を載荷板の面積である0.0707m2で除した値)反力荷重にはミニバックホー等を使用する。
手順3
測定器具
水平器を用いて水平に地盤面を形成したのち、地盤面と載荷板を密着させるために2~3mm程度の細粒砂を敷き鳴らす。次に載荷板の中心にオイルジャッキと10ton用のプルーピングリング及び球座をセットしたのちサポートと連結させる。沈下量を測定するダイヤルゲージはストローク50mm、精度1/100mmのもので、載荷板の4隅にマグネットと共に取り付ける。ダイヤルゲージを受ける不動梁は鋼製で、ダイヤルゲージのスピンドル部を接する様設置する。
手順4
測定方法
載荷試験は単サイクル法で、荷重の増減はオイルジャッキにより行い、荷重量は10ton用プルーピングリングにより読み取る。荷重段階は、最大荷重を8段階に分け実施する。

>荷重のかけ方
増加荷重0~0.15~0.30~0.45~0.60~0.75~0.90~1.05~1.20t
除去荷重1.05~0.90~0.75~0.60~0.45~0.30~0.15~0.15~0t

試験を始める前に、第一段階荷重の1/2程度の予備荷重を1分間、3回行い、地盤と載荷板をなじませ、試験装置の安全と垂直度を確認した後、ゼロ調整する。沈下量の測定は、載荷板の4隅にに取り付けたダイヤルゲージで、1/100mm単位で測定したものを平均とする。

測定時間は載荷時より各段階ごとに、1,2,3,5,10,15、及び20,25,30分で測定し除去荷重は、除去時より5分後に測定し、0荷重時のみ5,10,15分で測定する。

基礎工事

基礎工事
▲配筋完了
圧送車により生コンクリート打設準備
基礎工事
▲生コン打設状況
基礎工事
▲基礎仕上がり状況

基礎補強工事

基礎補強工事

■鋼管杭 ※小口径鋼管杭工事 (JISG-3444)

●工事概要
鋼管杭は、建築基礎構造設計基準によれば「その品質、形状、寸法などは、JIS A5525による」とされており、直径Ф318.5mm~2000mm、肉厚6.9mm~25mmと規定している。
しかしながら、住宅程度の建物を対象とした場合、JIS5525で規定される鋼管を採用することは、過剰設計(不経済)であり、また、施工機械搬入の制限、あるいは杭打設に生じる騒音振動などの問題がある。
従って一般では、住宅規模の建物を支持するには、充分と考えられる小口径鋼管Ф101.6mm~165.2mm、肉厚4.2mm~6.0mmが採用されている。
施工重機は主に2tトラッククレーンを使用し、打ち込みは杭回転・圧入させて行う支持力発生の機構、及び適応範囲などは、既成支持杭(RC,PC杭)に準ずる。
●適応する地盤
表土より-10m位までに支持地盤(N値20以上の硬質地盤)が存在し
その上部層にN値0~3を示軟弱土の堆積が認められている場合。
また、構築物が切土、盛土に跨る場合や、
軟弱層厚、支持層深度に違いが認められるなどの地盤の均一性に欠けた地盤。
●小口径鋼管杭(杭長L=3.0m~16.0m)
基礎補強工事

■柱状改良(ソイルセメントコラム)

●工事概要
軟弱層が厚く、深層まで及んでいる場合の地盤変形、不同沈下の抑制を目的とする。
特殊攪拌装置によりセメントミルクを地盤中に注入して、土壌と混合・攪拌し柱状の地盤改良杭を造成する工法である。
支持力の発生の機構、及び適応範囲などは既成杭に準ずる。
●適応する地盤
深層部分(表土より-6.0m位まで)にN値0~3を示す軟弱土の堆積が認められる地盤。
摩擦杭の為、なるべく地盤は均質な方が望ましい。
●柱状地盤改良(添加量は250~320kg/m3)
基礎補強工事

■表層改良(浅層地盤改良)

●工事概要
住宅・擁壁など、構造物の基礎地盤(表層部分)の地耐力向上、並びに圧密不同沈下の抑制を目的とする。
原則として表層部分が僅かばかり軟弱な場合や盛土をしてすぐに建築を予定している場合に用いる。
改良材(セメント系固化材)を地表面に直接散布し、バックホウにより所定の深さまで混合・攪拌を行い転圧をする工法です。
●適応する地盤
表層部分(表土より-2.0m位まで)にN値0~3を示す
軟弱土の堆積が認められる地盤。
●表層地盤改良(添加量100kg/m3)

基礎杭工事

アースドリル工法

■アースドリル工法

アースドリル工法はドリリングバケットを回転させて地盤を掘削し、バケット内部に収納された土砂を地上に排土する方法で掘削を行います。
孔壁は、表層部では表層ケーシングを用い、それ以深は安定液で保護します。
掘削完了後、所定の形状に製作された鉄筋かごを孔内に建込みし、トレミーでコンクリートを打込むことにより杭を築造する工法です。

BH工法

■BH工法

強力な動力を持つボーリングマシンを使用し、ボーリングロッドの先端に取り付けたビットを回転させ、ノーケーシングで掘削する工法です。
掘削には安定液を使用し、これをポンプでビット先端に送り込み、掘削された土砂を上昇水流によって孔口に運び、排出します。
掘削終了後に鉄筋籠を挿入、コンクリートを打設し杭を形成します。

BH工法
BH工法
BH工法

山留工事

山留工事
▲セメントミルク工法(リーダーレスアボロン)
山留工事
▲バイブロ工法
山留工事
▲ダウンザホール(岩盤削孔)

外構工事

外構工事
▲施工前
施工前は車庫入れに苦労しているとの御相談。現場を下見したところ前面道路幅、傾斜共に厳しい状況でした。
外構工事
▲施工後
階段位置の変更し駐車場の開口部拡幅。駐車場入口部分のすきとりしてからの仕上げ。御施主様も使い易くなったと喜ばれています。

沈下修正工事(アンダーピーニング工法)

沈下修正工事(アンダーピーニング工法)
  1. 建物脇、基礎部分を掘削する。
  2. 鋼管杭(L=0.5m)を支持層まで基礎下にジャッキを用いて打設する。
  3. 鋼管杭が支持層に達したらスライド杭をセットする。
  4. 沈下分ジャッキアップする。
  5. ジャッキをはずしスライド杭を溶接。
  6. スライド杭の仕上げ。
  7. 埋め戻し後、セメントミルクを注入し、最終埋め戻しをする。

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地盤・地質調査、基礎工事、基礎補強工事、基礎杭工事、山留工事、杭抜き工事、外構工事、沈下修正工事